カンボジアは好調な経済成長と政治的な安定を背景に、今後の不動産市場が活性化することが見込まれおり、不動産投資先としての人気が高まっています。特に、都市部を中心に建設ラッシュが続く高級コンドミニアムに注目する投資家が増加中です。なぜ、カンボジアの不動産投資でコンドミニアムが人気なのか、カンボジアの不動産事情を確認しながら探ってみましょう。
カンボジアでコンドミニアムが増加中!
海外不動産投資をする投資家たちにとって、今カンボジアは最も熱いエリアとなっています。特に高級コンドミニアムは、インカムゲインを期待する投資家はもちろん、新興国ならではのキャピタルゲインに期待する投資家にも魅力的な物件です。
カンボジアの不動産事情
カンボジアは内乱が続いた時代に終止符を打ち、現在は政治的な安定期を迎えています。内乱が続いた歴史があるため、周辺の東南アジア諸国と比較すると経済成長のスタート時期が少し遅れてしまった点は否めないでしょう。しかし、現在は政治的な安定と、観光そして縫製などの産業をベースに経済成長が著しく、海外企業の招聘などの政策も相まって年7%前後の高い経済成長率を見せています。しかし、カンボジアは株式制度があまり機能していないため、投資家の目は不動産投資に向いています。
なぜコンドミニアムが増加しているのか?
国内の富裕層や海外企業の駐在員向けに賃料の高い高級コンドミニアムが増加中です。コンドミニアムの建設ブームの背景には中国人富裕層の動向も影響しています。株式制度があまり機能していないカンボジアでは、チャイナマネーが企業インフラから不動産市場に流れており、高級コンドミニアムへの投資熱が過熱しているのが現状です。さらに、首都プノンペンの人口激増もコンドミニアムの建設ブームに拍車をかけています。プノンペンの人口は2000年に114万9,000人、10年後の2010年には151万人、さらに2020年には197万9,000人へと増加しました。世界中からカンボジアに集まる大手企業の駐在員向けのコンドミニアムの需要は今後も高まる見込みです。
日本企業デベロッパーの担当者からわかりやすく、フィリピンの基本情報から現地の情報まで解説。
「フィリピン不動産ガイド!」も無料プレゼント中!
カンボジアでコンドミニアムを購入するメリット
海外不動産投資先としてカンボジアでコンドミニアムを購入するメリットは多いです。それは、購入時の価格・利回り・将来性の3つが挙げられます。
一等地でも1000万円台で購入可能
カンボジア周辺各国の人気エリアでは投資用不動産物件の価格が数年前の数倍になっています。マレーシアやタイ、フィリピンでは不動産価格が高騰中で、数年前に1,000万円前後だった物件は現在、3,000万円前後で取引されています。しかしカンボジアでは一等地でも1,000万円台で購入可能な物件があるので、早いうちに押さえておくことでキャピタルゲインが期待できるでしょう。
高利回りも期待できる
カンボジアの不動産投資物件は富裕層向けの高級物件が中心です。外国人駐在員向けの高品質物件なので家賃が高く高利回りが期待でき、高いインカムゲインも魅力となっています。
将来的に不動産需要の増加も考えられる
カンボジアは政策として海外資本の招聘にも力を入れてきました。政治的な安定を背景に経済成長も順調です。プノンペンの中心エリアや国際空港周辺エリアなど、日系企業の多い経済特区から近いエリアは特に、今後の不動産需要の増加が期待できます。また、プノンペン中心にある埋め立て地・ダイヤモンドアイランドは国内外からの投資が集まり注目されています。高級コンドミニアムの建設予定は多く、投資先として期待度が高いエリアです。
コンドミニアムを購入する際の注意点
不動産投資でカンボジアの物件を選ぶならコンドミニアムが基本です。原則として外国人が土地を所有できないカンボジアでは、購入できる物件はコンドミニアムの2階以上、面積にも制限があります。カンボジアの不動産市場はまだ新しい市場なので、コンドミニアムを購入する際には以下の点に注意しましょう。
プレビルドは完成しない可能性もある
カンボジアではプレビルド方式での不動産購入が基本です。建設前の物件を安く購入できる上、建設中でも価格が上昇すれば売却が可能な点は魅力となるでしょう。しかし、建物が完成する前に支払うことには当然ながらリスクがあります。プレビルド物件は建設資金を販売で得たお金で賄うので、販売不振で資金がショートした場合などには建設プロジェクトそのものがなくなる可能性も否定できません。
不動産管理についても考える
頻繁に現地を訪れることが簡単ではない以上、物件の管理について考えておくことは重要です。カンボジアを投資先に選ぶなら、将来にわたって選ばれる物件としての資産価値が守れるように管理体制にも気を配りましょう。修繕積立金や管理組合など、不動産物件管理が徹底している物件かを見極めてください。
カンボジア 不動産購入 | まとめ
カンボジアのコンドミニアムは、不動産投資先として魅力的です。東南アジア諸国の中でもカンボジアは不動産物件価格が安めで、今後の経済や不動産市場の成長を考えるとキャピタルゲインにも期待できるでしょう。不動産コンサルタントの調査では2030年のコンドミニアム戸数は2018年の約5倍に達すると言われています。これからの海外不動産投資先として、カンボジアのコンドミニアムは期待度が高いと言って良いでしょう。
日本企業デベロッパーの担当者からわかりやすく、フィリピンの基本情報から現地の情報まで解説。
「フィリピン不動産ガイド!」も無料プレゼント中!