セブ島を楽しむためのポイント!食べ物に注意しよう

世界でも有数のリゾート地として知られるフィリピン・セブ島ですが、治安や交通事情など、訪れるならいくつか注意しなければならない点があります。口にする食べ物や飲み水も同様で、日本と同じような感覚でいるとお腹を壊してしまうこともあります。しかし、現地の食事を堪能するのも旅行の楽しみの一つです。そこで今回は、セブ島で安心して楽しめる食べ物と飲み物を見極めるポイントや注意点をご紹介しましょう。

セブ島で注意が必要ないお店は?

セブ島の食べ物に注意が必要だといっても、すべて危険というわけではありません。まずは安心して口にできるお店の特徴を見ていきましょう。

ホテル

セブ島の中でもリゾートエリアにあるホテルには五つ星がつくような高級レストランがあります。宿泊していればもちろん、別のホテルに泊まっていてもレストランだけを利用することが可能です。五つ星の高級レストランで食事なんて、と躊躇してしまうかもしれませんが、セブ島の物価は日本に比べ安いので気兼ねなく食事を楽しむことができます。

レストラン

ショッピングモールや商業施設内に出店している観光客向けのハイクラスなレストランもおすすめです。利用する時はなるべく人気店を選ぶとさらに安心です。元々質の良い食材を使用していますし、人気店であれば回転率がいいので食材が新鮮なうちに口にすることができます。

大手ファストフード店

リゾート地であるセブ島ですが、日本でもお馴染みのファストフード店が多く出店しています。チェーン店は衛生管理も徹底されており、調理工程も細かくマニュアル化されているので低価格であっても安心して食べられるのが魅力です。

セブ島で注意が必要なお店は?

では、どんなお店に注意したらいいのでしょうか?観光客がやってしまいがちなお店選びを解説していきます。

ローカルレストラン

現地の人が食事をするお店をローカルレストランと呼びます。安くておいしい現地のメニューが食べられるとあって、旅慣れている人は利用することも多いようです。しかし、大抵のお店は衛生状態が良くなく、回転率も傍から見ているだけではわかりません。現地のメニューを食べられるチャンスではありますが、セブ島に初めて行く人は避けた方が無難です。

カレンデリア

カレンデリアとはフィリピンのローカル食堂の形態の一つで、家の軒先や路上に屋台を出してお惣菜を販売しています。何種類もの現地料理の中から好きなものを注文できるのですが、基本的に作り置きなうえに炎天下の中で出しっぱなしなのでお腹を壊してしまう可能性が非常に高いです。

セブ島では水にも注意しよう

新興国のフィリピンは浄化設備が整っておらず、現地の人でも水道水を口にしません。間違いなくお腹を壊してしまうので水道水は絶対飲んではいけません。飲み水はスーパーやコンビニで売られているミネラルウォーターを購入してください。ハイクラスなレストランやファストフード店なら安心ですが、ボトルウォーターの注文も可能です。また、飲み水と同様に注意しなければならないのが氷です。ローカル色の強いお店の場合、無料提供されるサービスウォーターに入っている氷を水道水で作っている場合があります。ちょっと危険だと思ったら飲まずにボトルウォーターを注文しましょう。また、瓶で提供されるジュースやビールはそのまま飲んではいけません。栓がされていても飲み口が非常に汚れているので、現地の人でも必ず飲み口を拭いてから飲んでいます。必ず瓶の飲み口をきれいに拭いてから飲むようにしてください。

セブ島では食中毒を予防して食事を楽しもう

日本とは衛生面で大きく違うセブ島ではちょっとした油断から食中毒になってしまいます。飲み水には気をつけていても歯磨きや洗顔で水道水を使用しただけでお腹を壊す危険もあるので、水が口に入る可能性のあるものはすべてミネラルウォーターを使用しましょう。また、セブ島で食事を楽しむには意識して守らなければならない注意点があります。

手洗いと消毒は必須

どんなお店に行っても食事前は必ず手洗いをしましょう。お店によっては石けんを置いていないこともあるので携帯できるアルコールのスプレーやジェルは必需品です。フィリピンではスーパーやドラッグストアで購入できるので荷物になるのが嫌な場合は現地調達してもいいでしょう。

食中毒になった時の対処法

お腹を壊してしまい、食中毒の可能性がある時はすぐ受診してください。セブ島には日本人スタッフが対応してくれる病院もあり、とても清潔で設備も整っているので安心して受診できます。検査をして食中毒と判明すれば抗生物質が処方されます。

セブ島|まとめ

今回は、セブ島で安心して楽しめる食べ物と飲み物を見極めるポイントや注意点をご紹介しました。その土地の食事を楽しむのが旅行の醍醐味と感じる人も少なくないでしょう。しかし、日本とはリスクの度合いが違う場合もあるので、その違いをしっかり確認してから旅行を安全に楽しみましょう。

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