有名なリゾート地であるセブ島など、7,000以上もの島からなるフィリピンは、先ごろ人口1億人を突破し、順調に経済成長を続けています。
首都マニラには5つ星ホテルやブランドショップ、外資系企業のオフィスなどが立ち並び、日系企業も多く進出していますが、経済の発展とともに伸びを見せるのが不動産価格の高騰です。
今回は、投資目的によるフィリピンでの不動産購入についてご紹介します。
フィリピンで購入できる不動産の種類
フィリピンの不動産は土地・コンドミニアム・タウンハウスの3つに分けられますが、外国人がフィリピン国内の土地を購入することはできません。タウンハウスとは長屋のような造りの集合住宅で、都市部にはあまり存在しないことから、投資目的で不動産を購入するならコンドミニアムが良いでしょう。
コンドミニアムについて
コンドミニアムとは、キッチンや洗濯機など生活するための設備が備えられた宿泊施設のことです。客室はリビングとベッドルームがセパレートになったタイプが一般的で、キッチンや洗濯機なども完備されており、中長期ステイやグループ、ファミリーでの旅行に向いています。なお、「サービスアパートメント」や「レジデンス」も同様に長期滞在向けの施設をそなえた宿泊施設を指しますが、リゾートではコンドミニアム、都市部ではサービスアパートメント、サービスアパートメントよりハイクラスのものをレジデンスと呼ぶことが多いようです。
フィリピンは投資先として注目を集めている国の1つです。数ある投資方法の中でも、不動産投資を検討する投資家が増えています。フィリピンで不動産投資を行う場合は、コンドミニアムを購入するケースが多いです。今回は、フィリピンでコンドミニアムを購入[…]
コンドテル(ホテルコンド)について
コンドテル(ホテルコンド)とはコンドミニアムホテルの略で、コンドミニアム型のホテルのことです。一般的なホテルよりもグレードが高いものが多く、コンドミニアム同様、一室から所有することが出来ることから投資家への投資商品として用いられる事が多いようです。
経済の成長が続き、人口も増加しているフィリピンは海外不動産投資の拠点に最適な国です。不動産投資というと住宅用の物件購入がスタンダードですが、フィリピンを投資先とするならコンドテルがおすすめです。そもそもコンドテルとはどのような不動産投資な[…]
フィリピンなら購入する不動産はどっちがおすすめ?
コンドミニアムとコンドテルの比較
コンドミニアムとコンドテルを比較すると、コンドミニアムの方が、比較的収益の安定性は高く室内の家具など自由度が高いものの、管理や賃貸付けを外部に委託しなければいけません。コンドミニアムの注意点としては、毎月のランニングコストなどもしっかりと把握し、慎重に業者選びをしないと、毎月のコストや急な出費が増え、せっかくの投資利回りが低くなっていまう可能性があるので、注意が必要です。
居住やセカンドハウスでの利用ならコンドミニアム
将来的にフィリピンへの移住を考えている、頻繁にフィリピンを訪れるならコンドミニアムの購入をおすすめします。
セカンドハウスとして活用すればホテルの手配といった煩わしさから解放され、いつでも好きな時に好きなだけ滞在可能です。
不在時は貸し出して賃料を得ることもできるので無駄がありません。
投資目的で購入するならコンドテルがおすすめ
投資目的での購入ならコンドテルをおすすめします。
なぜなら、人口増加により需要は高まったものの、供給過多が懸念されているコンドミニアムは今後、賃料が下がる可能性があるからです。
globalpropertyguideによると、メトロマニラでのコンドミニアムの在庫数が2022年には、約158,000戸にもなると言われております。この現象は今後、第2の都市セブ島でも懸念されており、不動産投資を行う際は、注意が必要です。
コンドテルはリゾート地の多いフィリピンでは長期滞在する人も多く、ホテル需要が安定しています。
また、コンドテルは1室から投資でき、ホテル全体の稼働率で利益を得ることができるため、万が一空室が続いたとしても必ず収益を上げられる仕組みが魅力と言えるでしょう。
フィリピン投資 | まとめ
今回は、投資目的によるフィリピンでの不動産購入についてご紹介しました。
目覚ましい発展を遂げるフィリピンは、今後も不動産投資の魅力が高まると予測されます。
海外不動産投資を検討されている人はフィリピンのコンドテルを候補のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
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