海外不動産投資を行う投資先としてフィリピンを考えている人もいるでしょう。フィリピンの中でも特に現在注目されているのが、「最後の秘境」とも呼ばれているパラワン島です。なぜ首都のマニラではなく、パラワン島が人気を集めているのでしょうか？今回はパラワン島の人気理由についてご紹介します。
「最後の秘境」とも呼ばれるパラワン島とは
パラワン島とはフィリピン南西部の1700以上の島々からなる諸島で、「最後の秘境」と呼ばれています。最後の秘境と言われるだけあって今でも昔からの生態系が残っており、エコツーリズムが人気です。1年を通して温暖で、台風や地震がないのも特徴です、世界遺産に登録されている国立公園や海中公園などの観光スポットがあり、島の北側にあるリゾート地には熱帯魚やウミガメが生息しています。
パラワン島が不動産投資で注目されている理由
リゾート地や観光地として人気のパラワン島ですが、なぜ不動産投資で注目されているのでしょうか？
2年連続で世界リゾートNo.1に！
パラワン島はアメリカの大手旅行雑誌トラベルアンドレンジャーにて2016年、2017年と2年連続でインドネシアのバリ島やハワイのマウイ島などを抑えて、世界リゾートNo.1に選出され、2020年の最新のランキングでも世界リゾートNo.1に再選出されました。一昨年には、プエルト・プリンセサ市に新国際空港が完成し、年々観光客が増え2018年には、約190万人もの観光客がパラワン島に訪れました。また、フィリピン人の90％以上の人々「一度はパラワン島に行ってみたい」と言われる程、国内外からの人気が高い島なんです。
フィリピン有数のリゾート地で高単価な宿泊費
世界リゾートNo.1に選ばれたパラワン島ですが、宿泊単価が高単価な島としても有名です。圧倒的な透明度を誇る海な自然豊かな山々。日常につかれた方々が非日常の空間を味わえ、ストレスフリーな島です。富裕層にも人気で他の島よりも宿泊単価が高いです。
- パラワン島：91,112円/泊
- セブ島：66,292円/泊
- ダバオ：10,869円/泊
- マニラ：9,737円/泊
宿泊単価が高いパラワン島は宿泊施設が不足している状況です。現状約5,000室程度しかありません。その上に約60％がリゾートホテルではない宿泊施設が占めており、今後リゾートホテルなどの建設が急務となっております。
フィリピン国内でも有数の治安の良さ
パラワン島はフィリピン国内の代表的な都市と比較しても、治安の良さをほこっています。フィリピンで一番治安の良い場所として知られるダバオシティの次に治安がよく、旅行者の方々は安心して旅行を楽しめる島です。ただし、最低限の身の守り方（バッグを肌身離さず持っておくこと）はパラワン島でも必要です。
通貨が安定している
海外不動産投資で不安要素となるのが、現地で使われている通貨の安定性です。フィリピンでは「フィリピンペソ」と言われる通貨が使われており、出稼ぎ労働者が多いフィリピンでは通貨が外国の景気に左右されにくくなっています。ASEANの4か国ではフィリピンペソの為替が最も上昇しています。
まとめ
人気リゾート地である上にホテル数がまだまだ少ないため空室リスクが少ない、宿泊単価が高い、通貨が安定しているという点でパラワン島は人気です。フィリピンの経済成長率は高く将来性が期待できることから、海外不動産投資を考えるならフィリピンやパラワン島を候補の1つにしてみてはいかがでしょうか？
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