海外不動産投資の先として、フィリピンを候補に挙げている方もいるでしょう。高度成長を迎えているフィリピンは投資先としても将来性があるとされます。主要な都市はもちろんですが、今投資先として注目を集めているのがパラワン島です。そこで今回は、フィリピンの不動産投資事情とともにパラワン島についてもご紹介します。
フィリピンの不動産投資事情
東南アジアの中心とも言えるフィリピンは、7,000を超える島々で構成される国です。首都マニラやセブ島などリゾート地としても有名で、植民地時代の建造物から新しい建築まで多様な景色が広がります。
賃貸利回りが比較的高く、経済成長を見せるフィリピン
フィリピンは世界的に見ても、経済的に高成長を続けている国です。2010年にコールセンター事業の売上高で業界トップになり、国も積極的に海外企業を誘致しているなど経済成長の勢いが止まりません。2000年以降は、毎年5%の水準で成長を続けています。賃貸利回りはアジアでも最高水準であり、都市地域の一部での平均グロス賃貸利回りは、年6.1%(2016年)となりました。投資額の回収率が優れており、投資家にとっては候補先に選定したくなる国です。
人気のエリアはマニラやセブ!
フィリピンの投資先として人気なのは、首都圏マニラやリゾート地として名高いセブ島です。フィリピンでは人口増加や所得増加が著しく、新規の住宅需要が高まっています。富裕層などの核家族化も起きているため、安定して住宅を求める人々がいる現状です。
マニラ首都圏には、マカティCBDやボニファシオ・グローバルシティ(BGC)、オルティガスなどのビジネス中心地があります。日系企業や外資企業などがこぞって集まり、外国人駐在員も住んでいるなど、不動産を求める人は後を絶ちません。セブ島は気候が快適なうえ、目の前に綺麗な海や砂浜が広がるリゾート地です。世界の大企業もBPO産業の拠点としていることもあり、成長性が高くなっています。
今、注目を集める“パラワン島”とは?
海外不動産投資が盛んに行われているフィリピンには“パラワン島”という今後投資するのにおすすめの島があります。パラワン島がなぜ海外不動産投資におすすめなのか、ご紹介していきましょう。
世界的な知名度が高いパラワン島
パラワン島は、マニラやセブ島から飛行機で一時間ほどの距離にある島です。「世界で最も美しい島」と称されることもあり、透明度の高い海や白い砂浜、熱帯雨林と山々など南国ムードが漂います。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界ではヨーロッパを中心に「楽園」との愛称で認知されている場所です。
パラワン島が海外不動産投資におすすめの理由
今はまだ、パラワン島に目を付けている日本の投資家は極少数でしょう。しかしコンドミニアムの建設もスタートしており、通常の不動産価格と比較すれば投資額も安く済みます。海外企業の誘致に加えて、若い労働者が増加しているフィリピンでは、今後パラワン島がマニラやセブ島に並ぶ投資先として台頭してくることが期待されます。
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まとめ
フィリピンは経済成長が著しい国であり、海外から移住してくる労働者も多く、企業誘致にも積極的です。海外不動産投資を考えているのであればマニラやセブ島だけでなく、楽園と呼ばれるリゾート地“パラワン島”も候補に入れてみましょう。まずは投資家として情報を集めておくと、次の投資が実施しやすくなります。
日本企業デベロッパーの担当者からわかりやすく、フィリピンの基本情報から現地の情報まで解説。
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