海外不動産投資に興味を持っている方の中には、投資先に迷っている方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、カンボジアです。カンボジアの経済成長は著しく、日系企業も進出していることがあり、目を見張るものがあります。海外訪問客も増加しているので、今後も不動産業界は発展していくと言えるでしょう。そこで今回は、カンボジアの魅力と不動産価格の水準を解説します。
カンボジアで海外不動産投資を行うメリット
海外不動産投資の候補としてカンボジアを選ぶメリットは3つあります。
経済成長に期待できる
海外不動産投資の魅力は、著しい成長率と言えますが、中でもカンボジアの経済成長には目を見張るものがあります。カンボジアは2004年から2007年まで10%を超える高い経済成長を誇っていました。一時はサブプライムローン問題で経済成長率は0.1%まで下落しましたが、2010年頃から回復しだし、2011年以降は7%成長を維持しています。中国からの観光客も増加しており、今後ますますの経済発展が期待できる国と言えるでしょう。
日系の企業・飲食店も次々に進出している
カンボジアの成長性に期待してか、日系企業も次々に参入しています。日本でも買い物客が多く集まるイオンや大手牛丼チェーンの吉野家などが代表的でしょう。丸亀製麺もカンボジア・プノンペンに進出するなど、飲食店の勢いは止まりません。飲食店によっては決して価格も安くありませんが、カンボジアの富裕層や観光客が訪れています。
東南アジア中カンボジアのみ「米ドル建て」が可能!
カンボジアは東南アジアで唯一「米ドル建て」が可能な国です。自国通貨であるリエルも出回っていますが、米ドルの方が主流と言えます。マイナーな通貨の場合、為替の影響で損をしないか心配な面も大きいですが、米ドル投資であれば安心でしょう。家賃収入や売却も米ドルで行えるため、安心して投資に専念できます。
気になる不動産価格の水準は?
カンボジアの不動産は経済成長によって上昇傾向にあります。しかし日本と比較して価格もまだまだ安価と言えるため、物件も購入しやすくなっています。
プノンペン・シアヌークビルは地価が上昇
カンボジア・プノンペンは、外国資本による不動産開発が進んでおり、地価が上昇しています。2010年から比較すると価値は2倍に跳ね上がっているとされます。またカンボジア南部にあるシアヌークビルは、地価の上昇が目立つ物件です。市内の不動産には、2017年頃と比べて6倍近くになったところもあります。
国境があるポイペト市やバベット市が狙い目
これからカンボジアで海外不動産投資を行うのであれば、狙い目はポイペト市やバベット市です。両者はカンボジア以上に発展している国との国境沿いにあり、経済特区も多く所有している点から将来的な成長が見込める地域です。
まとめ
カンボジアは今後も経済成長が期待できるため、海外不動産投資を行うにはおすすめの国です。日系企業も進出しているなど、東南アジアの中でも利益が望める国と言えるでしょう。興味のある方はぜひ投資先候補にしてみてください。