カンボジア・プノンペンにマンションはある?物件の特徴を理解しよう

海外で不動産投資をする際には、やはりGDPの成長率や今後の経済成長に期待できる国を選択したいものです。そんな中でカンボジアはGDPの成長率が7%台となっており、東南アジア諸国の中で最も成長している国であることから、不動産投資をしようと考えている人も少なくありません。しかし、カンボジアの首都・プノンペンには日本と同様に不動産投資が行えるマンションなどの物件があるのか疑問に思う人もいるでしょう。そこで今回は、プノンペンにはどのような物件が存在しているのかご紹介していきます。

そもそもプノンペンにマンションはある?

そもそもプノンペンには、日本のようなマンションがあるのか心配に思う人もいるでしょう。日本と名称は異なりますが、プノンペンにもマンションのような物件は存在しています。もちろんマンションの他に、アパートメントやサービスアパートメント、タウンハウス、一戸建て住居などもあります。まずは、エリアの特徴とプノンペンのマンションについて解説していきましょう。

プノンペンエリアの特徴

プノンペンエリアの中でも不動産投資に向いているエリアは3つあります。まず1つ目は、高級住宅街となっているボンケンコンエリアです。高級住宅街と言うこともあり、土地の値段も高く海外からの駐在員や現地に住んでいる富裕層が住んでいるエリアとなっています。日本から進出したイオンモールもこのボンケンコンエリアから程近くにあり、さらにボンケンコン1と言われているエリアにはイオングループのマックスバリューや日本食を提供している店舗もいくつか存在していることから、日本からの駐在員も多く住んでいるエリアです。

2つ目は、プノンペン国際空港周辺のエリアです。プノンペン国際空港周辺エリアは、プノンペン都市部まで30分から1時間ほどの距離に位置しているためアクセスも良好ですが、現在の不動産価格は都市部のおよそ半額程度となっています。今後大型の外資系ショッピングモールの建設も予定されているため、注目を集めているエリアです。

3つ目のエリアは、ダイヤモンドアイランドエリアになります。イオンモールから北東側にある、埋め立てによってできた島状のダイヤモンドアイランドエリアは、現在カンボジア国内大手のカナディアグループが携わっている開発地です。遊園地やゴルフ場、イベントスペースなどのアトラクションが次々と完成しており、今後大型のマンション等も多数建設される予定となっています。都心部からも程近くに位置しており、開発が進めば今後不動産の需要も高まる期待がされているエリアでもあります。

プノンペンにはたくさんマンションが建てられている

プノンペンには現在も多くのマンションが建てられており、今後も大型マンション等の建設予定もあることから不動産投資にも向いているエリアと言えます。プノンペンに限らずカンボジアは日本のように「マンション」とは呼んでおらず、「コンドミニアム」という名称を用いています。日本でいうところのマンションではありますが、プノンペンでマンションと言っても通じないので注意が必要です。

プノンペンで見られる物件の種類を理解しておこう

プノンペンで見られる物件は、コンドミニアム以外にもいくつか存在しています。それぞれ物件の種類を理解しておくことで、不動産投資や移住を検討する際にも良い判断材料となるでしょう。ここからは、プノンペンで見られる物件の種類について解説していきます。

コンドミニアム

コンドミニアムとは、前述した通り日本でいうマンションや分譲アパートのことを指しています。各部屋で所持しているオーナーが異なっており、1棟で多数のオーナーが管理する物件でもあります。他の物件よりも外国人によるオーナーが多くなっているので、英語が話せれば契約しやすい点も大きなメリットとして挙げられるでしょう。

アパート

1ヶ月単位からの契約が可能な入居施設です。1ヶ月単位での契約が可能なので、現地人向けの物件以外にも外国人向けの物件やファミリー向けの物件など様々です。物件によってはセキュリティが設置されていないことも多くあるので、どういったエリアで治安はどうなのかなどはあらかじめ把握しておく必要があります。

プテアロベーン

都市部に多い物件となっているのですが、主に商業複合物件をプテアロベーンと呼んでいます。1階層部分は商業施設や会社のオフィスとして用いられており、2階層以上となると居住スペースとして用いられていることが多くなっています。

サービスアパートメント

通常のアパートメントに、清掃やセキュリティ、洗濯などのサービスが付加されている物件です。家具や家電も揃っていることが一般的で、家賃相場よりも高額な物件ともなるとプールやジム、サウナなども併設されている高級な物件とも言えます。

ヴィラ

ヴィラは一戸建て住居を指しており、通常ファミリー向けの選択肢としても挙げられる物件です。しかし、ファミリー向けの物件以上に部屋数が多くなっているため1家族では部屋を持て余してしまうことも多くあります。ヴィラであれば、シェアハウスや職員寮などにする選択肢も視野に入れてみても良いかもしれません。

プノンペン 不動産投資 | まとめ

カンボジアの首都プノンペンには、今後も大型のコンドミニアムが建設予定となっているので不動産投資も行いやすいエリアと言えます。プノンペンで不動産投資をするのであれば、事前にどのような物件があるのかだけでなくエリアの特徴も理解しておくことが大切です。海外の不動産投資をするにあたって、ネットの情報だけでは不安という場合は海外の不動産投資サービスを専門的に取り扱う不動産会社へ相談してみましょう。

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