経済の成長が続き、人口も増加しているフィリピンは海外不動産投資の拠点に最適な国です。不動産投資というと住宅用の物件購入がスタンダードですが、フィリピンを投資先とするならコンドテルがおすすめです。そもそもコンドテルとはどのような不動産投資なのでしょうか？今回はコンドテルの特徴とフィリピンの不動産投資をおすすめする理由をご紹介します。
海外不動産投資で人気のコンドテルとは？
コンドテルとは、コンドミニアムとホテルを合わせた言葉です。簡単に言えば、ホテル機能を持つコンドミニアムを指し、ホテルコンドやサービスユニットなどと呼ばれることもあります。活用方法も様々で、完全にホテルとして一室を貸し出すスタイルもあれば、自分が使用しない期間だけ貸し出すスタイルも可能です。元々、ホテルとして機能するコンドミニアムを購入するので、運営や受付対応、管理、修繕などは自分たちで行う必要はありません。また、ホテルの売上に連動して利益が入る型であれば、ホテル全体の稼働率に応じて利益が計算される仕組みとなっています。そのため、1月に自分の部屋の空室が多くても、全体の稼働率が高ければ利益も高くなるので安定性があります。
フィリピンの不動産投資にコンドテルが良い理由
平均年齢が日本と比べて若く人口が増えているフィリピンは住宅の需要があるものの、なぜコンドテルがおすすめできるのでしょうか？続いては、フィリピンの不動産投資をおすすめする理由をご紹介します。
外国人は住宅が買えない
フィリピンの場合、外国人の名義で土地を購入できません。戸建て住宅も土地と同じ扱いとなっているので、不動産投資用でも個人で購入はできないのです。一方、日本で言えば分譲マンションにあたるコンドミニアムは、登記上は土地や戸建て住宅とは異なり、外国人にも所有権があります。そのため、フィリピンで不動産投資をする場合はコンドミニアムが対象となるわけです。
定番のコンドミニアムは価値が下がる可能性がある
住宅需要のあるフィリピンでも、コンドミニアムは今後価値が下がる可能性があります。フィリピンは不動産の利回りが高く、投資先として注目度の高い国の1つです。住宅用のコンドミニアムの運用がスタンダードなので、この先購入して運用する人が増えていくと予想されるでしょう。そうなると供給が過剰に増え、不動産の価値が上がるどころか下がる可能性があります。その影響で獲得できる利益も少なくなるので、まだ広く知られていないコンドテルはおすすめの物件です。
フィリピンは観光客が集まるリゾート地は多い
フィリピンでコンドテルをおすすめする理由の1つが、リゾート地が多く観光客が訪れやすい点も挙げられます。国内にはハネムーン先で人気のセブ島や美しいビーチがあることで有名なボラカイ島など、南国リゾートを体験できる島々が多いです。ホテルは観光客だけではなく、海外出張者や留学生も利用します。海外のアパートやマンションや日本に比べて質が劣るという不安から、管理やサービスが良いという理由で長期のホテルステイを選ぶ人も多いです。そういう理由から住宅だけではなくホテル投資もフィリピンでは需要があると言えます。
まとめ
今回はフィリピンでコンドテルをおすすめする理由をご紹介しました。国内には観光客や留学生に人気のリゾート地がたくさんあり、住宅だけではなくホテルも不動産投資では大きな価値に期待できます。これからフィリピンを対象に海外不動産投資を始めてみたい方は、コンドテルも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか？
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