フィリピン統計庁(PSA)は12月3日、10月の失業率を8.7%、失業者数を約380万人と発表した。前年同月(4.6%)と比べると、4.1ポイント悪化しているが、過去最悪だった4月の失業率17.6%、7月の10.0%より改善した(3カ月ごとに発表)。フィリピン国家経済開発庁(NEDA)は、経済活動の再開が失業率の改善をもたらしたと説明し、「(感染拡大を防ぐために)安全性を確保し、公共交通機関を十分に稼働させた上で、経済活動をさらに開放すれば、失業率はいっそう改善するだろう」との見通しを示している…
出典:【JETRO「10月の失業率、経済活動の再開を受けて改善」】
(フィリピン)】【https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/12/e674f667e362429e.html】
ざっくり言うと・・・
- 【10月の失業率は、過去最悪だった4月の時よりも改善された】
- 【労働力参加率は58.7%で、過去最低を記録した4月の労働力参加率55.7%より高いが、7月の61.9%より下落しており、過去2番目に低い数字】