アジア開発銀行(ADB)は12月10日、2020年版アジア経済見通しの更新版を発表し、日本などを除いたアジア大洋州地域(注)の2020年の経済成長率を9月予測のマイナス0.7%から0.3ポイント引き上げ、マイナス0.4%とする予測を発表した。ADBは4月時点の予測で2.2%と発表した後、6月に0.1%、9月にマイナス0.7%と連続で引き下げていたが、今回の発表で引き上げた。なお、2021年の同地域の成長率は6.8%と予測し…
出典:【JETRO「ADB、アジア大洋州地域の2020年成長率予測をマイナス0.4%に上方修正、地域で回復に差」】
(フィリピン)】【https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/12/f611a225f38d6362.html】
ざっくり言うと・・・
- 【日本などを除いたアジア大洋州地域の2020年の経済成長率を9月予測のマイナス0.7%から0.3ポイント引き上げ、マイナス0.4%とする予測】
- 【特にインドネシアとマレーシア、フィリピンで新型コロナウイルスが拡大し、経済活動制限が続いていることで、経済に引き続きマイナスの影響を与えている】
- 【2021年の見通しについては、東アジアを7.0%に据え置き、南アジアを7.1%から7.2%に上方修正したのに対し、東南アジア地域を5.5%から5.2%に引き下げている】