【フィリピン】2020年決算発表開始、アヤラ系銀行BPIは26%減益

 フィリピン証券取引所(PSE)上場企業の2020年第4四半期(10月~12月)及び年間(1月~12月)の決算発表シーズン入りとなった。まず、アヤラ財閥傘下の有力銀行バンク・オブ・ザ・フィリピン・アイランズ(BPI)が、1月29日、決算速報を発表した。BPIの2020年の総収入は前年比(以下同様)10.5%増の1,019億ペソ。主力の融資業務等による純金利収入は10.2%増の723億ペソと二桁増加、純金利率は3.49%で前年の3.35%から14ベーシスポイント上昇した。一方、非金利収入は、手数料収入が5%減の195億ペソと低調であったが、証券売買益拡大などで11.1%増の297億ペソへと桁増加した。…

出典:【フィリピン経済・金融・投資情報「2020年決算発表開始、アヤラ系銀行BPIは26%減益」】
(フィリピン)】【https://pheconomist.com/topics_detail8/id=67938】
ざっくり言うと・・・
  • 【大手アヤラ財閥傘下、Bank of the Philippines Ilands(BPI)の2020年決算速報発表が行われた。】
  • 【純利益は214億ペソ(前年比25.7%減益)コロナウィルス禍の中に於いて法人向け融資関連は減額したがコロナウィルス感染拡大で急激に落ち込んだ市場経済を支え決算内容は上昇の数字でまとめ終え、経済回復傾向を示した】
  • 【創業170年の歴史と伝統を誇る同行は2020年8月フィリピン初の新型コロナウィルス債権を発行、215億ペソを調達しコロナウィルス感染拡大で停滞する中小零細企業の資金繰り、業績回復支援に向け低金利融資を行っている。】
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