フィリピン中央銀行(BSP)対外収支データによると国際通貨基金(IMF)の「国際収支国際投資ポジションマニュアル」(BPM第6版)に準拠した包括的OFW送金データ(銀行経由現金送金+帰国時持参分+非現金型資産贈与含む)によると、12月の包括的フィリピン人海外就労者(OFW)本国送金額(速報値)は前年同月比0.3%減の32億0,500万米ドルと小幅に減少した…
出典:【フィリピン経済・金融・投資情報「2020年のOFW送金額0.8%減、19年ぶりの減少」】
【https://pheconomist.com/topics_detail8/id=68205】
ざっくり言うと・・・
- 【フィリピン中央銀行によるとOFW(海外就労者)の2020年本国への累計送金額は331億9,400万USドル(前年比0.8%減)。】
- 【金融機関送金データに現れていない金額を含めOFW海外就労者からの送金は右肩上がりで国の外貨獲得に大きく寄与してきました。】
- 【昨年はコロナウィルス発生による世界経済不況で海外就労者からの送金額は19年ぶりのマイナスになる中で、強い回復力をみせ昨年12月は32億500万USドル(前年同月比0.3%)と立直りをみせた。】
- 【平均年齢も若く世界共通語の英語を流暢に話すフィリピン国民は欧米、日本含むアジア諸国、中東など国境を超え即戦力としてのニーズが高くOFWからの送金はフィリピン経済躍進の主軸を担っています。】
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