フィリピン統計庁(PSA)発表によると、2021年2月の総合インフレ率(消費者物価指数、2012年=100)は4.7%(速報値)と前月から0.5%ポイント上昇し、2018年12月の5.1%以来26カ月ぶりの高いインフレ率となったが、フィリピン中央銀行(BSP)の2月のインフレ事前予想(4.3%~5.1%)の範囲内であった。一方、2カ月間の平均インフレ率は4.5%で、政府の2021年インフレ目標(2%~4%)の上限を超えた…
出典:【フィリピン経済・金融・投資情報「2月のインフレ率4.7%、26カ月ぶりの高水準に」】
【https://pheconomist.com/topics_detail8/id=68511】
ざっくり言うと・・・
- 【2021年インフレ目標2%〜4%をこの2ヶ月で平均インフレ率4.5%で推移。】
- 【この高い数値の主要因はアフリカ豚コレラ感染で肉類高騰、天候不順により野菜類全般値上がり、国際原油価格上昇で関連製品値上りしている。】
- 【これは一時的な動きと見られ、今後は落ち着きを見せ最終的には目標内で着地するとフィリピン中央銀行は予測している。】