【フィリピン】2021年1~3月のGDP成長率はマイナス4.2%

フィリピン統計庁(PSA)は5月11日、2021年第1四半期(1~3月)の実質GDP成長率をマイナス4.2%と発表した。政府は2020年12月に、2021年の経済成長率を6.5%~7.5%と予測し、経済の急速な回復を期待していた。しかし、3月以降、マニラ首都圏や近隣州での新型コロナウイルス感染の急拡大に対応するため、強力な移動・経済制限を実施し、経済活動の再開・拡大が遅れることとなった。…

出典:【JETRO「2021年1~3月のGDP成長率はマイナス4.2%」】
(フィリピン)】【https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/05/3b93ee90bc5befa5.html】
ざっくり言うと・・・
  • 【2020年のコロナパンデミックによる経済打撃から回復傾向にあり、政府機関関連、防衛事業、情報通信事業、金融系事業等はプラス成長を維持し続け安定を示している。】
  • 【建設業界や観光業界はコロナパンデミック以降、今は厳しいマイナス数字を抱え込んでいる。】
  • 【フィリピン政府は今後復興を目指す軸となる3施策を定め、高成長実現に向ける声明を発表。1.新型コロナウイルス感染拡大抑止して、安全の中での経済活動再開。2.GDP15%強に相当する財政支出とCREATE法の減税措置をうち出し各分野への景気刺激策を行う。3.国民が待ち望むコロナウイルスワクチン接種を全力で展開する。】
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