主要消費関連企業の2022年上半期(1月~6月)の決算発表が出揃った。新型コロナウイルス感染減少やそれに伴う2月からの外出・移動制限の段階的緩和を背景に大半の企業が増収増益、あるいは黒字転換と回復傾向を強めた。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻などを背景とした原油価格や原材料価格上昇によるコスト増の影響で、利益面では伸び悩み企業もあった。今上半期の主要消費関連企業の動向は表1~表3のとおりである。既に、外食と食品関連企業はレポート済みであり、以下、小売業界について記述する。…
出典:【フィリピン経済・金融・投資情報「消費関連企業、上半期コロナ規制緩和で回復に弾み」】
【https://pheconomist.com/】
ざっくり言うと・・・
- 【新型コロナウイルス感染減少やそれに伴う2月からの外出・移動制限の段階的緩和を背景に大半の企業が増収増益、あるいは黒字転換と回復傾向を強めた。】
- 【主要上場企業9社とSMリテールのうち、オールホームとオールデーマーツを除く8社が増収で、増益もしくは黒字転換となった。】
- 【新型コロナ禍で特に苦戦を強いられてきた百貨店や高級品・贅沢品の売上比率の高い企業も黒字転換した。】