不動産投資で注目される東南アジア!メリットと各国の特徴を徹底比較

海外不動産投資をするのであれば、東南アジアが狙い目です。東南アジアへの投資には、日本とは違った魅力があります。しかし、日本とはどのような違いがあるのかよく分からず、投資に躊躇する方も少なくないでしょう。今回は日本と東南アジアの不動産投資を比較してみたので、ぜひ参考にしてみてください。

不動産投資における日本と東南アジアの比較

東南アジアでの不動産投資には、様々なメリットがあります。日本と比較してどのようなメリットに期待できるのか見ていきましょう。

日本と比べて人口が増加傾向にある

2005年の日本の人口は約1億2800万人でしたが、2020年には約1億2600万人に減少している現状です。一方、東南アジアは人口が安定して増加している国が多いです。例えば、フィリピンは2005年時点で約8600万人だったのに対して、2020年には約1億950万人にもなっています。他にもベトナムは約8300万人だった人口が、2020年には6980万人程に増えています。人口が増えれば賃貸需要も高まるので、不動産投資も安定した利益に期待できるのです。

東南アジアは今後も成長に期待できる

2019年のGDP成長率を見てみると、カンボジアでは7.1%、ベトナムでは7%、フィリピンは6%です。日本は0.7%、世界全体では2.5%となっているので、東南アジアの経済成長率は高水準であることが分かるでしょう。経済が良ければ不動産も価格が上がるので、不動産投資の利益性も高いと言えます。

不動産が安く手に入る

エリアやその時の相場にもよりますが、日本の不動産価格は約5000万円にもなります。一方、マレーシアやフィリピン、ベトナムは約1200万~1300万円が平均的で、日本と比較して1/4程の金額です。不動産投資では物件が安いうちに買うことが重要なので、今後値上がりする可能性のある不動産を安価で手に入ることは大きなメリットになります。

利回りが高め

不動産の利回りも日本と比べて東南アジアは高い傾向にあります。日本の表面利回りは2.66%が平均です。一方、フィリピンでは6%、タイやカンボジアでは5%の利回りが平均となっています。他の国でも3~4%と日本よりも高くなっています。元々、日本と比べて不動産が安く手に入ることも利回りの高さにつながっています。

売却で利益が狙える

日本はデフレ状態であるため不動産を売る方法よりも、家賃収入で利益を出す方法が一般的です。一方、東南アジアでの不動産投資では物の取引が盛んなので、インフレが発生しています。インフレでは売却の方がメリットは大きいので、売却益でまとまった利益を獲得できます。

東南アジア各国の不動産投資の特徴

東南アジアといっても、国によって成長率や不動産価格などに違いがあります。自分はどの国に投資するべきかはっきりさせるためにも、各国の特徴を見ていきましょう。

マレーシア

マレーシアでは、積極的に外資や外国人を受け入れています。GDP成長率は4~5%をキープしており、政治情勢も安定しているのでカントリーリスクが低めである点が魅力です。イスカンダル地区は開発が進んでいますが、不動産は過剰供給で空室も目立ちます。国による人口増加対策が、不動産投資の成功を左右するでしょう。また、購入の際はローンが組めるため、レバレッジを効かせた投資も行えます。

フィリピン

東南アジアの中でも経済成長が著しい国がフィリピンです。主に首都のマニアやリゾート地として人気のセブ島が投資先の候補となるでしょう。リゾート地では利回りが7~10%にもなることが多いです。また、不動産価格も東京都心と比べて安く、一等地のコンドミニアムも安価で手に入ります。フィリピンで投資する際の注意は、プレビルドでは予定通りに建設が進んでいること、完成した後の管理が十分かなど情報をよく集めることです。

タイ

他の国と比べるとGDP成長率は3%前後と低めですが、それでも安定した経済力を保有しているので分散投資先として人気です。バンコクにある高級マンションの中には、日本の大手デベロッパーが関わっているものもあるので、安心して投資できるでしょう。タイと投資先にする場合は軍事クーデターや洪水などのカントリーリスクに注意が必要で、リスクマネジメントが重要となります。

ベトナム

社外主義国のベトナムでも不動産の購入が可能となったため、投資先として注目が上がっており、不動産価格の上昇も期待されています。特に富裕層やアッパーミドル層への住宅需要は高いです。ただし、まだまだ国の体制は模索しながら構築されているので、法律や税制が急に変わる恐れがあります。投資配分を慎重に決めて、投資していくべきでしょう。

カンボジア

近年は政情が落ち着き始め、物流面に魅力があることから投資先として注目が集まっています。首都プノンペンの周りでは不動産価格が上昇して、その傾向はしばらく続く見通しです。ただし、プノンペンでもコンドミニアムの過剰供給が懸念されています。

ラオス

首都ビエンチャン近辺では外資企業が増え、労働者の増加に伴いコンドミニアムの建設ラッシュとなっています。特別経済特区では、商業施設を併設したタイプや高級コンドミニアムの開発が盛んです。ただし、ラオスはまだ開発途上なので不動産投資は首都に集中し、過剰供給になるリスクがあります。首都以外で利益は見込めるのか、情報を集めて慎重に投資していかなければなりません。

まとめ

今回は日本と東南アジアの不動産投資をメリットの面から比較してみました。海外への投資には色々とリスクがありますが、不動産価格の安さや利回りの良さ、経済成長が高いなど日本よりも優れた部分が東南アジアにはあります。上手くいけば大きなリターンに期待できるので、資産運用を始めたい方は東南アジアでの不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか?

気軽にオンラインで相談。ウェブセミナーも開催中。
日本企業デベロッパーの担当者からわかりやすく、フィリピンの基本情報から現地の情報まで解説。
「フィリピン不動産ガイド!」も無料プレゼント中!
最新情報をチェックしよう!
>フィリピンの魅力をしりたい人はこちら

フィリピンの魅力をしりたい人はこちら

フィリピンは、①アジアNO1の人口増加率②高いGDP成長率③公用語が英語④観光客数の継続的増加等、投資メリットがあります。 この資料はそんなフィリピンの魅力を余すことなく伝え、これからフィリピンに留学する方、不動産投資のお役に立つ資料に仕上げました。

CTR IMG