マレーシアで賃貸物件を探す際に、いくつか押さえておきたいポイントがあります。今回は、その中でもマレーシア賃貸物件について特に知っておきたい良い物件を選ぶためのポイント、賃貸物件選びの注意点、物件探しの進め方になどご紹介します。マレーシアで賃貸物件を探そうと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
良い賃貸物件を選ぶには
マレーシアで賃貸物件を選ぶ場合、内見をすることがとても重要になります。まずは、内見をする際に確認したいポイントから見ていきましょう。
部屋の向きを確認する
マレーシアは日本よりも赤道に近い場所にあるため、太陽の動きが日本とは違います。それを踏まえて考えてみると、西向きの部屋は避けた方が良いということになります。西向きの部屋は太陽の日差しが入ってきて暑くなってしまうため、リビングは特に避けた方が良いでしょう。また、高速道路に面している物件は深夜の騒音が気になる可能性があります。
管理が行き届いている場所を選ぶ
賃貸物件の管理がきちんと行き届いているかどうかはエリアによっても大きく異なります。また、管理者によっても異なるため、内見は必ずしておいた方が良いでしょう。基本的に築10年くらいの物件であれば状態が良いケースが多いです。しかしそれ以上に、管理状態を確認しなければいけません。エレベーターがきちんと整備されているか、併設されているジムのマシンは動くか、プールはきちんと管理されているか、共有エリアの清掃は行き届いているかといった点は特に重要です。
セキュリティについて確認する
賃貸物件でもコンドミニアムの場合、管理会社の方針によってセキュリティの質がかなり異なります。セキュリティが厳しいコンドミニアムだとエントランスにガードマンが常駐していて、どこのユニットなのか確認されることもあります。また、建物に入ったり、エレベーターに乗ったりする時にアクセスカードが必要な賃貸物件もあるのです。そのようなコンドミニアムや賃貸物件はセキュリティが万全なので、入居者の安心感も高いでしょう。
注意点はある？
マレーシアで賃貸物件を購入する場合、注意しなければいけないポイントもあります。ここでは、その中でも特に重要なポイントを1つピックアップしてご紹介します。
コンドミニアムなら中層階以下を選ぼう
大事な注意点というのは、コンドミニアムなら中層階以下を選んだ方が良いということです。なぜかというと、中層階であれば低層階と高層階のメリットとデメリットを感じずに済むからです。中層階は高層階と比べると眺めは良くありませんが、そこまで景色を楽しめないというわけではありません。また、虫に関する悩みも高層階には及びませんが、ほとんどないので安心です。低層階にはエレベーターが万が一止まった時の影響が少ない、宅配業者からの荷物の受け取りが楽などのメリットがあります。しかし、景色が良くない、防犯面で不安があるといったデメリットもあります。高層階は、防犯面での安心感が高く、眺めも良いです。そのようなメリットは嬉しいですが、エレベーターが止まってしまった場合の移動などを考えると厳しいと感じてしまう人もいるでしょう。中層階は、そのようなメリットとデメリットを中和できるためおすすめなのです。
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物件探しはどうやって進める？
マレーシアで賃貸物件探しをするのであれば、どのような方法を取り入れるべきなのでしょうか？最後に、物件探しの方法についてご紹介します。
友人や知人から紹介してもらう
1つ目の方法は、友人や知人から紹介してもらうという方法です。マレーシアはコネクション社会でもあるため、人脈が重要視される傾向があります。そのため、マレーシアに信頼できる友人や知人がいる場合は、情報収集をしてみると良いでしょう。中国人はマレーシアに暮らす人の中でも情報を多く持っていて、人脈が広いです。中国人の知り合いがいる場合は、聞いてみるのも1つの手段だと言えます。
ネットを使って探す
2つ目は、ネットを活用して探すという方法です。マレーシアに友人や知人がいない場合は、コネを使って探すことができません。だからといって諦めるのではなく、ネットを活用して探してみてください。日本でもネットを使って賃貸物件探しをするケースが増えていますし、マレーシアでも主流になりつつあるので、ネットを活用する意味も大きいと言えます。
マレーシアの賃貸物件をネットで探す場合は、iProperty.comやmudah.myというサイトがおすすめです。iProperty.comは特に大きな不動産情報サイトで、物件数もたくさんあります。最新情報を確認できるという点も魅力です。マレーシアで賃貸物件探しをするなら、このような不動産情報サイトも駆使してみましょう。
まとめ
マレーシアで賃貸物件を探す方法はいくつもありますが、コネ社会であるマレーシアの場合は友人や知人から紹介してもらえるのが理想的なケースも多いです。しかし、ネット上にある不動産情報サイトからも多くの情報を得られるので確認してみましょう。ただし、どちらの場合であってもきちんと内見し、納得してから契約することは鉄則です。そうしないと、契約してからトラブルになってしまう可能性も高いので注意しなければいけません。
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