最新のベトナムの社会情勢、ニュース・流行について

経済面について

近年ベトナムでは4%以上の高いGDP成長率を維持しており、特に製造業とサービス業の分野が大きく成長しています。2020年の第一四半期は新型コロナウイルスの影響でGDP成長率が大幅に低下(3.80%)し、ベトナム政府は年間GDP成長率を+6.5%以上から+5.0%以上に下方修正しました。

また、ベトナム国内では堅調な経済成長を背景に賃金上昇が続いています。近年、ベトナム政府は外資系企業を含めたベトナム国内の企業に対して年率5%~7%以上の最低賃金引上げを要求しており、2020年の月額最低賃金は約2.2万円~約1.56万円に設定されていますが、周辺諸国と比較すると人件費は安価な状態です。

ベトナムの四半期毎のGDP成長率推移

参考(GENERAL STATISTICS OFFICE of VIET NAM):https://bit.ly/2AkgLBR

アジア各国の月額賃金比較(2018年:一般工のドル建て賃金)

ベトナム国内の地域別月額最低賃金

区分最低賃金(2020年1月以降)対前年上昇率(%)
地域14,420,000 VND(約2.2万円)5.7
地域23,920,000 VND(約1.96万円)5.7
地域33,430,000 VND(約1.76万円)5.5
地域43,070,000 VND(約1.56万円)5.1

ベトナム国内での新型コロナウイルスに関する状況について

ベトナム国内での新型コロナウイルスの感染者数は328名(死者はゼロ:2020年5月30日時点)です。ベトナム国内での市中感染者は42日連続で確認されておらず、感染拡大の抑え込みに成功したと評価されています。

しかし、ベトナム政府は3月22日以降全ての外国人の入国を禁止しており、2020年10月以降での再開を予定しているとベトナム政府から発表されています。

ベトナム国内でのコロナウイルスの感染状況

項目人数(2020年8月14日時点)
感染者数(累計)911名
治療中(累計)465名
完治(累計)425名
死者(累計)21名

ベトナムと日本の不動産投資の違い(相違点、注意点など)

国名ベトナム日本
外国企業・外国人による土地の所有権認められていません(土地の使用権者からの転借は可)。※土地は国民の共有財産で有り、政府の管理下に置かれている。認められている。
外国企業・外国人によるコンドミニアムの所有権/借地権※土地は含まない条件付きで認められています。※ベトナムに入国を許可された外国人は住宅を所有でき、賃貸も条件付きで可能です。※所有率は集合住宅1棟当たり30%までで、1戸建ても1つの町村で250戸を超えてはなりません。※外国人が購入できるのは住宅建築プロジェクトのみで既存の一般住宅街では原則認められません。認められている。
不動産登記対象土地使用権の贈与・相続、売買、賃貸、抵当などの契約の際には土地使用権登録所での“登録”が必要です。土地、建物
その他・購入時の注意点:不動産を購入する場合は、現金払い又は銀行や不動産ディベロッパーが提供するローンを利用する事が多いです。(ベトナム国内の企業で働いている外国人のみローン利用可)
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