フィリピン財務局によると、2020年末の政府負債残高(速報値)は前年末比26.7%増の9兆7,950億ペソと大幅増加した。ただし、11月末のレベルからは3,390億5,000万ペソ、率にして3.3%減少した。政府負債が2019年末から大幅に増加した理由は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに対処するための資金需要が活発となったことによる。同パンデミックに起因する経済の混乱で、負債対GDP比率は54.5%と、前年末の39.6%から大幅上昇した…
出典:【フィリピン経済・金融・投資情報「20年末の政府負債、コロナで27%増の9.8兆ペソへ急増」】
(フィリピン)】【https://pheconomist.com/topics_detail8/id=68032】
ざっくり言うと・・・
- 【2020年末政府負債急増9.8兆ペソ。大幅増加の要因は新型コロナウィルス感染拡大による世界規模のパンデミック。】
- 【フィリピン政府は未曾有の出来事に対し感染拡大防止対策を次々と打ち出し、経済市場を混乱から回復へ、医療崩壊回避、コロナウィルス感染沈静化等に向け資金投入を行ない資金需要が上昇。】
- 【これにより政府保証債務負債残高は前年に比べ大幅に増え10兆ペソを突破しました。】