【フィリピン】ワクチン調達・接種、2月中旬から開始の見込み

フィリピン大統領府のロケ報道官は2月8日、世界保健機関(WHO)の「COVAXファシリティー」(注)を通じて、2月中旬にも新型コロナウイルスのワクチンを調達し、接種を開始すると発表した(政府通信社2月8日)。最初に調達するワクチンは、ファイザー・ビオンテックの共同開発ワクチンと、アストラゼネカのワクチンを予定している。フィリピンはCOVAXファシリティーを利用し、2月に11万7,000回分のファイザー・ビオンテックのワクチン調達を見込む。アストラゼネカのワクチンは、第1四半期(1~3月)と第2四半期(4~6月)に550万回分から929万400回分の調達を行うと発表している…

出典:【JETRO「ワクチン調達・接種、2月中旬から開始の見込み」】
【https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/02/a1d9dc53a65e69e6.html】
ざっくり言うと・・・
  • 【フィリピン政府は世界保健機関(WHO)を通じコロナウィルスワクチンを入手し、各地方自治体主導の下、医療関係従事者、高齢者を優先しながら、2021年は7,000万人へのワクチン接種を予定。】
  • 【ワクチン接種を主導する地方自治体は省庁横断型の政府組織、民間企業と協力し管轄地域での接種計画推進、進捗状況の報告、情報提供等総括的に監督していく。】
  • 【常夏の国フィリピンでワクチンを安全に途切れる事なく低温に保ち輸送、保管できる低温物流輸送体制(コールドチェーン体制)の早急な確立が望まれる。】
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