不動産業界、上半期回復も高金利などが重荷に

フィリピン証券取引所(PSE)上場の不動産企業の2022年上半期(1月~6月)事業報告書発表が出揃った。下表1のとおり、新型コロナウイルス対策としての外出・移動制限の段階的な緩和などにより、2021年年間、2022年上半期ともに回復傾向となっている。ただし、主力事業、プロジェクトの立地、保有物件などによって回復ピッチに差がある。また、COVID-19パンデミック直前の2019年との比較では減益という企業が多く本格回復には至っていない。特に、最大手(収入規模)のアヤラランド(証券コード:ALI)の2021年の帰属純利益は123億ペソで、2019年の332億ペソの40%以下にとどまった。また、今上半期の純利益81億ペソは、2019年上半期の152億ペソの約半分にすぎない。更に、当面は金利急上昇が不動産業界の回復を遅らせる懸念もある。…

出典:【フィリピン経済・金融・投資情報「不動産業界、上半期回復も高金利などが重荷に」】
【https://pheconomist.com/topics_detail8/id=77197】

ざっくり言うと・・・
  • 【コロナウイルス対策としての外出・移動制限の段階的な緩和などにより、2021年年間、2022年上半期ともに回復傾向となっている。】
  • 【ただし、主力事業、プロジェクトの立地、保有物件などによって回復ピッチに差がある。また、COVID-19パンデミック直前の2019年との比較では減益という企業が多く本格回復には至っていない。】
  • 【一方、手頃な価格の住宅需要は堅調である。センチュリー プロパティーズ グループ(証券コード:CPG)が三菱商事と展開する低価格住宅分譲事業の収入や予約販売額も大幅増加、CPG収入の48%を占めるに至った。】
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