フィリピン証券取引所(PSE)上場の不動産企業の2023年上半期(1月~6月)事業報告書が出揃った。それによると、新型コロナウイルス対策規制の大幅緩和や経済再開本格などにより、商業施設やオフィスの入居率が上昇、住宅事業も堅調、総じて回復ピッチが高まった。集計13社中、12社が増益(帰属純損益ベース、以下同様)、そのうち9社が二桁増益であった…
出典:【フィリピン経済・金融・投資情報「上半期の不動産13社決算、12社増益も高金利等が重荷に」】
【https://pheconomist.com/topics_detail8/id=82353】
ざっくり言うと・・・
- 【株価大幅下落、収入首位アヤラランド、利益はSMプライム断トツ】
- 【新型コロナウイルス対策規制の大幅緩和や経済再開本格などにより、商業施設やオフィスの入居率が上昇、住宅事業も堅調、総じて回復ピッチが高まった】
- 【不動産各社の株価は総じて軟調に推移している理由として、業績回復ピッチが緩慢なこと、金利上昇が業績回復の妨げになるとの懸念、中国の不動産業界の高水準の債務問題などがあげられる】