海外への移住を検討する人が増えている中で、ベトナムに興味を持つ人が多くなっています。しかし、海外への移住は不安も大きいため、失敗することを恐れて最後の一歩を踏み出せないという人も少なくありません。そこで今回は、ベトナムへの移住を失敗させないために知っておきたいポイントについてご紹介しましょう。
ベトナムへの移住方法
ベトナムへ移住するためには、まずベトナムでの仕事を見つける必要があります。専門的な知識を持っていてノマドワーカーとして働けるような人以外は、海外就職というハードルを乗り越えなければいけません。海外就職というとかなり大変そうな印象を受ける人もいるでしょうが、ベトナムには日本人向けの求人もたくさんあります。だからといって現地ですぐに仕事が見つかるとは限らないので、事前に仕事探しをしておいた方が確実です。その際は、海外JOBへ登録しておくとベトナムでの仕事も探しやすくなるのでおすすめです。仕事が見つかったら、現地で暮らすための様々な手続きを行います。
ベトナムに移住するとどのくらいお金がかかる?
ベトナムへ移住した後の生活は、日本での生活と全く違うものとなります。物価も異なるため、生活費がどのくらいかかるのか想像できないという人も多いでしょう。続いては、ベトナムに移住した場合はどのくらいお金がかかるのかみていきます。
食費
ベトナムに移住した場合の食費は、日本と比べると安くなるでしょう。なぜかというと、ベトナムは物価が安いため、食費も必然的に日本より安くなるからです。ホーチミンだとローカルな食堂で食べられている定食や持ち帰りの弁当が150円ほどとなっています。150円ほどとかなり安いですが、おかずとごはん、スープ、フルーツが付いているというのが主流です。屋台で購入できるバインミー(ベトナム風のサンドイッチ)などの軽食であれば、100円以下で食べることができます。夕ご飯を食堂のフォーなどにする場合だと、200円~250円ほどかかります。ホーチミンには日本食のレストランも増えていますが、ローカルな食堂よりは値段設定が高めです。それでも、1食あたり500円~600円ほどとなっているので、日本と比べるとかなり食費は抑えられます。
家賃
ホーチミンなどのベトナムの主要都市では、キッチンと様々なサービスが付いているサービスアパートが主流になっています。テレビやガスコンロ、冷蔵庫といった必要な家電は最初から備わっていて、毎日の室内清掃や洗濯のサービスが付いています。さらにフロントスタッフも常駐しているため、安心して生活ができるのです。サービスアパートメントが比較的多いのはホーチミン1区にあるレタントン通りです。家賃は、安いところだと1ヶ月3万円ほどからあります。駐在員向けのサービスアパートメントの場合は、1ヶ月20万円以上という高級な物件もあります。日本人からの人気が高い1区はもっとも家賃が高く、その隣にある3区は少し家賃の相場が下がるためさらに人気が高くなっているのです。初めてベトナムで生活をする場合は、家賃4万円程度で、見積もっておくと良いでしょう。そのくらいの家賃が用意できれば、日本人街区のサービスアパートに入居できます。
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ベトナムへ移住するメリット
ベトナムへの移住を検討する人が増えているということは、それだけメリットがあると考えられます。いったい、どのようなメリットがあるのでしょうか?
親日国だからフレンドリーに接してもらえる
ベトナムは親日国なので、フレンドリーに接してもらえます。ベトナム人の多くは日本人に対して良い印象を抱いているという点も、フレンドリーさにつながっているのでしょう。ベトナムには多くの日本人観光客も足を運んでいて、ベトナム観光政府も日本人観光客を増やすための試みを行っています。そのことからも、日本人に対するイメージの良さが伺えます。
物価が安い
ベトナムは、近年大きな経済発展を遂げているため、物価はかつてよりも高くなっています。しかし、日本と比べてみるとまだまだ安いです。日本と比べると、1/3~1/5程度の料金でサービスを受けられると思えば、どれほど安いかわかるでしょう。ホーチミンでも11万円~15万円ほどあれば1ヶ月間問題なく生活ができます。
日本人も多く暮らしている
ベトナムには日本人も多く暮らしています。それも、ベトナムへ移住するメリットの1つだと言えるでしょう。いくら親日国であったとしても、異国の地で1から生活をスタートするのは不安なものです。そんな中で、日本人がたくさん住んでいれば不安を払拭しやすくなります。今後も日本人の数は増えていくと予想されるため、ベトナムへの移住は今がチャンスだと考えることもできます。
永住はできる?
ベトナムは永住も可能です。しかし、永住権を獲得することは難しいので、永住権を取得しない人の方が多いです。永住権を取得するためには、ベトナム政府から勲章もしくは称号を授与される、ベトナムに一時的に居住している外国の科学者である、ベトナム人の配偶者である、2000年以前からベトナムに住んでいるといった条件をクリアしなければいけません。さらに安定した収入も必要になります。そのため、単身でベトナムへ移住した場合は永住権を獲得できないと思っておいた方が良いでしょう。
ベトナム 移住 | まとめ
ベトナムは、親日国なので移住後も生活がしやすいと考えられています。日本と比べた時のメリットも多いので、移住をする価値はあると言えるでしょう。海外への移住を検討している人は、ぜひ今回の記事を参考にし、ベトナムへの移住を視野に入れてみてはいかがでしょうか?
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